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兄弟げんかで親が疲れることはない

子供達の喧嘩を見ていてイヤな気持ちになった私。何も自分が感情移入することはなかったと反省しました。親の私にできることは結局、お互いの言い分を聞くだけでした。


母子3人での夕飯、美味しいご飯を持ち帰りしようと、買っている矢先に兄弟げんかが勃発しました。 自転車で家に帰る道中も小競り合いをしながら走っていて、危ないし、、。 帰宅後、お互いの言い分は一通り聞きましたが、お互いの気持ちが収まりそうにありません。私まで、どんどんイヤな気持ちになってきました。

そこで私は、夕飯は3人バラバラに食べようと提案しました。

「喧嘩をしたまま、イヤな雰囲気で食べると、おいしいものもおいしくなくなってしまうから」 と、私の言い分も添えて。

私はこれ以上イヤな気持ちになりたくなかったので、2人から離れて好きな本を読んで、好きなことをしながら過ごしました。

しばらくすると、兄弟たちもお互いにクールダウンしたのか、あやまりあっていて、お風呂を沸かして一緒に入っていました。お風呂ではどんちゃん騒ぎ。
いつもの仲良しに戻っていて、なんだか私は損をした気分になりました。

自分がイヤな気持ちになった理由は、子供(他人)の感情を自分のものにしてしまったから。"あなた達はお互いのことを怒っているのね。その気持ちは理解したよ。"
だけでよかったのです。
私はもらわなくてもよい怒りを勝手にもらって、1人イヤな気持ちになって、空回りをしていました。。。笑

そんなイヤな気持ちを持った私ですが、それぞれの言い分は聞き、どちらが悪いかジャッジをせずに間に入るのだけはやめました。

兄弟げんかで親がしないほうが良いことは、どちらが悪いかを判断することです。
どちらかに肩入れ(特に下の子にしがち)したり、どちらかに我慢を強要(特に上の子にしがち)すると、お互いに恨みを持つことになりかねません。

ではどうすれば良いか。

兄弟げんかで親がしたほうが良いことは、中立の立場で、それぞれの言い分を聞くこと。 一見ではわからない言い分が、双方にしっかりあります。それを吐き出させることに限ります。 そうすると、自ら落ち着いて、次にどうするか考えるようです。

今すぐやめて!と言いたいけれど、言いません。

兄弟げんかからも、いろいろ学べることがあります。